抜き荷重(トン数)の計算 | ||||||||||||||||||||||||||||
プレス機は、機械毎に許容抜き荷重が異なります。 下記の計算式にて抜き荷重を計算し、プレス機の許容抜き荷重を超えないようにして下さい。
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1.鈑金加工でよく使用する計算式
ワンポイントアドバイス |
1.パンチ刃先にシャ−角をつける。
(シャ−角により10〜50%程度、抜き荷重を少なくすることが出来ます。)
2.穴を分割して抜く。
(追い抜きや複数の金型を組み合わせることにより、1ショット当たり
の抜き荷重を減らす。)
3.複数の穴を同時に抜く金型(多本針金型)の場合、各々のパンチの長
さに差を付けることにより、シャ−角と同じ効果が得られます。
等の方法で抜き荷重の低減を行って下さい。
金型ステーションの選定 |
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ワンポイントアドバイス |
通常金型ステ−ションの選定は、上記計算より刃先外接円の寸法を求め、
プレス仕様書のステ−ションサイズと比較して決定しますが、厚板を加工
する場合はストリップミス等のトラブルの発生を防ぐために、1ランク上
のステ−ションを使用した方が良い場合があります。
成形加工の下穴計算 |
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タップバ−リング |
エンボス |
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上記表にない寸法は、
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ワンポイントアドバイス |
下穴は成形形状が同じでもワ−ク材質・硬さなどによって異なります。
上式を参考に試し加工を行い、適正な下穴を求めることをお勧めします。
よく使う三角関数 | |||||||||
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